【木津川フルマラソン完走記③ ~一歩一歩が意志決定、そして完走へ~ 】#130

昨日に続き、木津川マラソンの完走記③に続きます。

昨日は、
10km~30kmまでの
ペースメーカーとなる存在をみつけ、その方々に引き進めてもらった話を書きました。
→木津川フルマラソン完走記②
http://tomoya-umeda.com/2015/02/03/626

そのうちの一人、赤木さん(仮称)のその後は、引き続き気になることろです・・・

■ここからが本当の戦いだった・・・

30kmを超え、折り返し地点。
「今までの向かい風からようやく追い風になる」
「少しは楽になるかも」
と思っていましたが、甘すぎる考えでした。

ここ3ヶ月のトレーニングの最長走行距離は、27km。
しかも一回だけ。だいたいの練習は10-20kmランでした。

だから、30kmからは未知の領域。
全身が痛くなっていき、追い風でも全然スピードが上がらない。

太ももの筋肉の痛みには慣れていたが、
「足の裏の痛み」と「首周りの痛み」は、今までに経験がなく、
堪え難いものだった。

言葉で表現するのは難しいですが、
何とも言いがたい堪え難い痛みってありませんか?
そんな痛みでした。
「足の裏はわかるけど、なんで首周りが痛くなるんだよ(怒)」と、
苛立っていた。
(普段の私生活で3時間も腕を振り続けることがないため、その負担による痛みだそうだ)

残り10kmとか考えるとしんどくなるので、
「次の1km」まで走る事に目標を切り替えて、
31km、32km、33km、34km、35kmと
1kmずつ距離をかせいでいった。

■マラソンは35kmでようやくスタート地点!?笑

エイドステーションで、
応援者がこんなことを行っていた。

「さぁぁぁぁぁああ、35kmだよぉぉぉぉー!
残り7kmだからがんばって、がんばれー!!」

威勢のいいおかあさんだ。生粋の関西人だろう!
市場での幾多の値引き交渉に勝ち抜いてきた、その勢いのおかあさんだった。

「まだ8kmもあるのか・・・!?」

一般的に考えると、42km中の35kmって、8割ぐらい。
残り2割だから、そのままいけるんちゃう!?って思いがちです。
でも全然違います。

よく「魔の35kmの壁」と言われます。
この距離が、リタイアする人が一番多い距離だそうです。

心身の疲れが極限状態になっている距離です。

「今歩いたらどれだけ楽か。」

と悪魔の声が常に脳内で繰り返されます・・・

ここからが本当の勝負。

そう考えれば、35km地点が真のスタートラインなのかもしれません。

■一歩一歩が意思決定!

ここからは、
「きつい!歩きたい!」
という言葉が頭の中をぐるぐるします。

まだ走れるか?もうムリか?諦めるか?

走っている一歩一歩で意志決定をしている、そんな感覚です。

でもなんとなく、わかっていました。
歩みを止めたら(歩きだしたら)、
緊張の糸は切れ、もう走れなくなるだろう・・・

こんな中、
自分を震い立たせたものが3つありました。

①「隣のランナー」
隣で走っている人の顔を見ました。
彼もすごくきつそうでした。
きついのは自分だけじゃないんだ、
そう思うと、この人の横を何としてでもべったりついていこうと思い、
一歩ずつ足を踏み出す事ができました。

②「応援者の存在」
マラソン大会では、スタッフさんや近隣住民の方々は、
道沿いで応援してくれます!
走った経験がある方ならわかると思いますが、
この「がんばれー!」という応援が、本当に力になります。
一人一人の応援者に手を挙げ、礼をいい、
応援を力に変えて、全身を動かしました。

③「負け癖をつけたくない」

頭の中はもうぐるぐる状態でしたが、
1つ強く思っていたことがあります。
それは、
「ここで諦めたら、諦め癖がつく」という事です。

大変な事はいくつもあると思います。
その中ですぐ諦めるようなそんな人間だけにはなりたくなかった。
だから、踏ん張りどころだ、と自分を震いたたせた。

■最後には、「感謝」しかなかった。

寒気もしてきながらも、40kmまでなんとかきた。

「残り195m」の表示が見えた。
時計をみた。目標タイムの3時間45分をまわっていた・・・

ここから道ばたにいる観戦者(応援者の数)が一気に増えた。
「がんばれ!あと少しだ!」
ところどころからそんな声が聞こえた。

最後の力を振り絞り、
少しだけペースをあげ、
応援してくださる方々に答えながら、195m走りきった。

そして、ゴール!!

「なんとかやりきった・・・」という安堵と
いろんな思いがこみ上げてきて、抑えることができなかった。

タイムは、3時間47分19秒と、
目標タイムに2分及ばずでしたが、自己ベストを更新できました。

・ペースメーカとなってくれた何人かのランナーに感謝。
彼らがいなかったら、ここまでタイムをあげることができなかったと思う。

・30km付近からきつそうな顔をして近くを走っていたランナー達に感謝。
しんどいのは自分だけじゃないと勇気をくれたので、気持ちを切らさず走れたと思う。

・道ばたで応援してくれたすべての人に感謝。
応援は想像以上にパワーをくれます。身にしみて感じました。その一人一人に心から感謝します。

・そして最後まで動いてくれた自分の体に感謝。
全身の痛みにたえ、よく動いてくれました。ありがとう!

今回は7年ぶりのフルマラソンの挑戦。
前回は、「もう二度と走るか」と思っていたのが、
こうして2度目に挑戦し、今回は、
「また走りたい」と素直に思います。
それぐらい得るものが大きかった。

すでに、
3月:「大阪淀川100kウルトラマラソン」
5月:「八ヶ岳野辺山100kmウルトラマラソン」にエントリー済み。

次は100kmどんな世界がまっているのか、とても楽しみです。

ここ数日で体もだいぶ休まったので、ゆっくり練習を再開していこうと思います。

最後までお読み頂き、誠にありがとうございました。



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